ロープロファイル&オーソリニア配列のキーボードを試してみたくなって「O51Go」を購入し、試験的に業務で使ってみることにしたへびたわ。
それは癖のないシンプルなデザインで思っていた以上に使い勝手が良く、想像以上の満足感をへびたわに与えてくれたのであった。

キーボードは「Keyball44」でEndGameだ!と思っていましたが、「O51Go」もかなりハイレベルな使用感を提供してくれました!
今回紹介する「O51Go」の購入組み立て記事を未読の方は以下リンクから是非一読してみてください!
Contents
業務利用した結果の使用感
ロープロファイルキーボードはどうだったのか
そもそもへびたわが「O51Go」を購入するきっかけとなった一番の理由は「Kailh Choc v2系スイッチ」を使用してみたいというものでした。
その上で「Kailh Choc v2系スイッチ」の打鍵感を存分に堪能できるように拘り抜かれてケース等の設計がされている「O51Go」に魅力を感じたんですね。
果たして期待していた打鍵感はどうだったのでしょうか…

もう最高の打鍵感と使い心地でした。いやほんとに。
正直「Kailh Choc v2系スイッチ」舐めてました。
まさかここまで打鍵感が良いとは思っていませんでした。

へびたわは「Kailh Choc v1系スイッチ」は少し使ったことがあったのですが、キーのぐらつきがどうしても性に合わずあまり好んではいなかったんですよね。
それが「Kailh Choc v2系スイッチ」では見事に改善されていました。
コトコトと子気味の良い音で一切のぐらつきも無くスムーズに打鍵することが出来ました。
しかしこの打鍵感は決して「Kailh Choc v2系スイッチ」が優秀なだけではありません。
「O51Go」の作りにも秘密があります。
「O51Go」はガスケットマウント方式を採用しており、プレートが打鍵とともに軽く沈み込むような構造になっています。
これにより底打ち感が無く、非常に柔らかな打鍵を実現しているんですね。
「Kailh Choc v2系スイッチ」+「O51Go」= 「至高の打鍵感」
と言って良いでしょう。

キー数について
40%キーボードで業務をする際の使いやすさの基準として僕は毎回”キー数”を取り上げています。
インフラエンジニアは何も文字を書くだけでなく、コマンドを打ったり、コードを書いたりと、一般的なキーボードの使い方をする人たちよりもニッチな記号を使用する頻度がそこそこあります。

詳細は初めての40%キーボードを業務利用した際の以下の記事でお話していますので、気になる方はチェックしてみてください!
さて「O51Go」のキー数の感触はどうだったのかと言うと、これまた丁度良く最高でした。
僕は普段「Keyball44」を愛用していることもあり、僕にとって丁度良いキー数は大体40~50ぐらいだなというのが感覚的にわかってきています。
「O51Go」は51キーですからかなりちょうどいい線を攻めてきていることがわかりますね。
また、親指キーに1.5Uのキーが四つ配置されているのですが、この“1.5U”というのが最高にわかっている人の配置の仕方なんですよね。
というのも親指キーが全て1Uの場合位置関係がわからなくなり、誤打をしてしまう原因になる時があるんですよね。

こういったことを防ぐための方法としては、物理的に小さな突起をつけたり、キーの形や角度を変えたりして区別しやすくするのが一般的かと思います。
キーの大きさが違うということは、キーを見なくとも触ったら1Uのキーと区別が付くということです。
結果誤打の可能性も低くなりますから、これは明確なメリットであると言えます。

「O51Go」のメリット・デメリット
約一か月実際に業務でガシガシ使ってみたわけですが、使用に伴うメリットデメリットがある程度わかってきましたのでお話できればと思います!
※あくまでも僕個人が感じたものなので、あらかじめご了承ください。
メリット①:シンプルかつコンパクトである
まず「O51Go」はかなりコンパクトです。
みなさんご存じのHHKBはしばしばコンパクトであると言われますが、比べてみるとそのコンパクトさがわかるかと思います。

HHKBと比較してもこの小ささ。
デスクが広く使えますね。
高さもかなり低く、ロープロファイルに最適化されていることがわかると思います。

僕は職場のデスクが物(ネットワーク機器やその他諸々)で占拠されている為、キーボードマウスの占めるスペースは小さければ小さいほど良いです。
「O51Go」とトラックボールマウス、これだけ置けば仕事が出来るんですから省スペース化にがっつり貢献してくれていることは言うまでもありません。
また、オーソリニア配列というのは本当に癖が無く使いやすいと改めて思いました。
加えて前述したように親指キーの横幅の違いによる使いやすさも相まって、プロダクトとしての質が本当に高いです。
また、一体型ということもあり持ち運ぶ際もサッと取り出してサッと机に置けば即ポジションが決まるのもスマートでいいですね。

分割キーボードだとどうしても数秒位置調整する時間が発生するので、取り出してすぐ使い始めるみたいなことはし辛いんです。

メリット②:打鍵感が心地よい
表題の通りです。
ガスケットマウント方式を採用していることにより、打鍵した時の硬さが抑えられており底打ち感が軽減されています。
その柔らかな打ち心地はとても心地よく、業務で丸一日使っても指が痛くなることはありませんでした。
参考までに打鍵音です。
二種類のキースイッチで撮ってみました。
Kailh ALL-POM low-profile Switch Black Cloud タクタイル
Kailh Choc v2 Deep Sea Silent lslet Switch
※静音性が高いのでイヤホン推奨
最初はタクタイル軸で使用していたのですが、職場で使うということもあり静音軸へ換装しました。
しかし静音軸は静音性が高くて良いものの、個人的に気持ちの良い打鍵感では無かったので結局元のタクタイルに戻して使っていました。

静音軸はちょっとメンブレンっぽくて苦手でした。
Keychronの静音赤軸に近い軸があれば試してみたいですね。

メリット③:組み立て&カスタマイズが容易
キースイッチとキーキャップさえ用意しておけば、工具不要で誰でも同じクオリティの物が作成出来るというのは絶大なメリットです。
自作となるとはんだ付け等の細かな作業が要求されたりすることは珍しくなく、それだけで購入を躊躇する方もいるでしょう。
「O51Go」にはそのような心配がありません。それだけで人によっては購入理由になることでしょう。

キットだけでほぼ完結するのは製作者様の思いやりを感じますね。
当然ホットスワップにも対応しているのでキースイッチの付け替えも容易、Remap対応しているのでキーマップの変更も容易と、自分でキーボードをカスタムする楽しさをサクッと味わえる点も素晴らしいです。

デメリット①:やや肩が凝る
ここからはデメリットについて記していきます。
まず業務利用していて感じたのは、やや肩が凝るということです。
僕は普段「Keyball44」をメインとして使用しており、このキーボードは分割キーボードです。
なぜ分割キーボードを使うようになったのかの経緯については以下の記事の冒頭で述べてますので気になる方は是非チェックしてみてください。
さて、「O51Go」は一体型のキーボードです。
つまり分割キーボードに慣れた人間が使用すると多少窮屈に感じてしまうんですね。
“多少”という言い方をしたのは、「O51Go」には真ん中に一列余分なキーが設けられており、ホームポジションから一列~三列まで離すことが可能になっているためです。
おかげで通常のホームポジションよりは肩が開く為肩こりも多少抑えられているわけですね。

この点は明確なメリットなのですが、肩こりを無くすためにはもう少し離したいなというのが正直な感想でした。

デメリット②:親指キーの区別が若干し辛い
「O51Go」の親指キーは主に四つ用意されており、全てが1.25Uのキーで構成されています。
大きさが全て同じなので、タッチタイピングをしていると判別し辛い瞬間がまれにありました。

赤枠部分が親指キー。
全て1.25Uのキーで構成されている。

個人的にはこっちのキーレイアウトの方が使いやすく感じます。(1.5Uと1U混合)
これは本当に好みの問題ですね。
ただ、1.5Uのキーって中々無いんですよね。
市販のキーキャップを購入した時に揃えやすいのは圧倒的に1.25Uのキーキャップなので、そういった意味では1.25Uのキーで統一した方が親切設計なのかもしれませんね。

ただこのデメリットは慣れやカスタマイズでどうとでもなりますので、そこまで深刻ではありません。
と、デメリットを書いてみましたが、「O51Go」はシンプル故にデメリットらしいデメリットは見当たらなかったというのが正直な感想です。
僕は今回オーソリニア配列は初めての使用でしたが、カラムスタッガード配列に慣れている方であれば違和感なく使えると思います。

番外編
ここからは恒例のキーマップや各種周辺機器についてお話しできればと思います!
とは言いつつも、何度も言うように「O51Go」はプロダクトとしての質が高すぎるが故に、オリジナルのカスタマイズというものがほぼありません。

オリジナル要素を盛り込めるのはキースイッチとキーキャップぐらいでしょうか?
そんなわけでキーマップメインでお届けできればと思います!
キーマップについて
キーマップの考え方についてですが、基本的には「Corne v4」と「Keyball44」で採用している考え方を「O51Go」にも採用しています。
その考え方とは、
- キー同時押しは基本的に二つまで
- レイヤは多くても三つまで
です。
詳しくはそれぞれの記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
そんなわけで早速僕のレイヤをご紹介します。
レイヤ0(デフォルトレイヤ)

デフォルトレイヤです。
「O51Go」の特徴でもある真ん中の自由なキー三つには業務でよく使う記号を配置しています。
やっぱりデフォルトレイヤに記号を配置すると楽なんですよね。
新しい試みとして「+」キーの右に「-(ハイフン)」キーを配置してみました。
これが思ったより便利でした。
「Keyball44」のキーマップにも反映しようかと悩み中です。

ここに「-(ハイフン)」キーを配置するのは調べた感じだと「あるある」のようです!
レイヤ1(テンキー&Fキーレイヤ)

インフラエンジニア大好きテンキーレイヤです。
「O51Go」はオーソリニア配列なので、完全にテンキーと同じキー配置で使用できます。
手元にテンキーそのものがあるのと同義です。つまり最強です。
「Corne v4」と「Keyball44」でもテンキーレイヤは使っているのですが、カラムスタッガード配列故に完璧なテンキーの配置には出来ないんですよね。
なのでごくわずかですが違和感を感じることがあります。
「O51Go」にはそれがありません。
それどころか最下段のキーに1Uと1.25Uのキーがあることによって、「0」と「/」が区別しやすい仕様にすることが出来ます。

今まで触れた自作キーボードの中でもダントツでテンキーレイヤが使いやすいです。業務捗りまくり。
あとは地味に真ん中のボリューム調節キーが便利ですね。
会議中音量調整を感覚的にサッと出来るのは思いのほかストレスフリーです。(特にミュート)
レイヤ2(記号&アローキーレイヤ)

いつもの気合で覚える系レイヤです。
使用頻度が高い記号をより中央寄りに持ってきています。
普段は「Keyball44」をメインで使っているので、それに合わせて「O51Go」も記号を設置しています。

特段「Corne v4」と「Keyball44」のキーマップから変更したところはありませんね。僕にとってはかなり慣れ親しんだキーマップになっています。

購入した付属品について
前回の記事で紹介した持ち運び用ケース以外に新規で購入した付属品は特には無いのですが、デスクマットは新調しました。
前回記事のサムネにもなっているダークグレーのフェルトマットですね。
こちら安い割にはしっかりした作りで、かつ裏面が滑り止めになっているので意外と使い心地は良かったです。

フェルトマットを試してみたい方にはお手頃でおすすめかもしれません。

最後に
「O51Go」の使用レポートいかがだったでしょうか?
この一か月間業務でも自宅でも使い倒してみましたが、両シチュエーションで快適に使用することが出来ました!
特にミニマル故のお手軽さがかなりポイントが高く、サッと取り出して最高の打鍵感を味わいながら仕事が出来るのが素晴らしかったです。
正直職場でのメインキーボードは「Keyball44」から変わらない気がしていますが、自宅のリビングで軽く仕事や作業をする時はほぼ間違いなく「O51Go」を使っています。(家で分割キーボード使うためにコードとか色々セッティングするのめんどくさい…)
ほんとに気軽に使えるのってかなりのメリットだと改めて感じました。
みなさまここまで読んで下さりありがとうございました!
キーケットも終わったことですし、実は執筆時点で既に狙っているキーボードがあったりします。
手に入れ次第記事にしようと思っていますので、そちらも是非楽しみにしておいてください!

ではまた次の記事でお会いしましょう!
※この記事は「O51Go」を使用して執筆いたしました。





